コンビニ経営実態調査 > コンビニ経営者の年収

コンビニオーナーの平均年収

コンビニオーナーへの転職を考えている方の中で、年収はどれくらいになるのか興味のある方はその殆どでしょう。コンビニ経営におけるオーナーの年収は2015年時点で平均581万円(※コンビニ全チェーンの平均金額)となっています。この額をどう考えるかはコンビニ経営を志す皆様次第です。コンビニ業界の規模は年々拡大し、その業界規模は2015-16年で7兆2719億円になっています。勢いのある業界であることは間違いありません。業界の中の売上高ではセブンイレブンがトップです。2016-17年に集計されたデータで直近1年の間にセブンイレブンのオーナーとなった方の契約時の年齢は、40代がトップで32.6パーセント、次いで50代以上が29.2パーセントそして30代が28.3パーセント、20代の若手が9.8パーセントとなっています。参考にしてみてください。

コンビニのブランド力

年収を確保するには、経営を安定させる必要があります。フランチャイズ業は数多くありますが、その点コンビニ経営は他の業界よりも有利な点が数多くあります。コンビニ経営では食料品や文房具、化粧品といった日常性が高い物品を取扱っており、商売道具は多岐に渡ります。商品が単独種に限定されていないので、年齢や性別に拘らずどのような客層でも取り込めます。また商品を1つしか扱っていないお店が経営に失敗した場合には業績を回復するのは難しいのですが、コンビニ経営に関しては軌道修正が利きやすいのが特徴です。開業前の目論見が外れても取り返すことが可能です。更にコンビニにはブランド力があります。セブンイレブンという店舗名を知らない人は日本人の中に居ないでしょう。お客様が安心してお店に足を運んでくれるというメリットはとても大きいです。

コンビニ経営の頼れるパートナー

店舗の売上げは、コンビニオーナーの年収に直結しています。儲かっている店舗では、どのような商品の売れ行きが良いか、売上げのピークは何時なのかといった売上げアップのための分析を行い、それに対応した創意工夫がなされています。けれども売上げアップのための努力は、オーナーお1人で推し進める訳ではありません。むしろ1人で背負い込むと勘違いや思い込みに時間を浪費してしまいやすいため、避けたほうが良いでしょう。アドバイザーから経営サポートを受けることをお勧めします。より客観的な見方ができるようになり、効率的な店舗運営が可能になります。セブンイレブンでは約2500名もの店舗相談員が個々の店舗を巡回して営業ノウハウの指導をしており、コンビニ経営のための頼れるパートナーになっています。

複数店経営による年収アップ

コンビニオーナーの年収は、オーナーによって様々です。平均年収は500万円台ですが、オーナーの中には年収が数千万円に達している方も居られます。収入大幅アップのための手段の1つとして、多店舗コンビニ経営があります。実際、収入が多いオーナーのコンビニ経営スタイルを調べてみると、複数の店舗を運営している方の割合が大きいことが分かります。もちろん1店舗で成功している方も居られるため一概には言えませんが、最初は1店舗からスタートして経営が軌道に乗ったら2号店、3号店と店舗を増やしていく方法が、年収アップを目指す方にはお勧めです。それだけマネジメント力も必要になりますが、オーナーのやる気次第です。セブンイレブンでは複数店経営奨励制度を設けており、複数店運営を希望するオーナーの後押しをしています。

コンビニ経営の"ヒント"