コンビニ経営実態調査 > コンビニオーナーの前職

独立を夢見て、34歳で運送業トライバーから転職

前職は運送業ドライバーだったUさん。職場では信頼が厚く、後輩の教育を任されるまでにいたっていましたが、給与面ややりがいの面でもっと満足できる仕事につきたいと考えるようになり、転職を意識しはじめたといいます。そんなとき、知人にコンビニ経営の話を聞き、独立開業を決意。34歳のときに奥様と一緒にコンビニオーナーの道をスタートさせました。オープン当初は24時間営業の大変さを痛感するほど、なかなか休めない日々が続きましたが、本部スタッフの熱心なアドバイスもあり、1年後には軌道に乗りはじめました。今後は2号店を早く持つことが目標です。

観光業で身につけた接客力を活かし48歳でコンビニオーナーに

学生時代から「いつか独立したい」と考えていたSさんは、観光業を営む会社のサラリーマンとして仕事をしながらずっとそのチャンスをうかがっていたとか。コンビニ経営の道を選んだ理由は、成長著しい業界だったため。接客など、前職の経験を大いに活かせる点も選択の決め手となりました。かねてから50歳になる前には独立したいと考えていたので、48歳のときにオーナーデビュー。安定した生活を送れるのか、体力が持つかなど心配な面もありましたが、本部スタッフの支えもあり順調に売り上げを伸ばすことができました。

50歳のときに自営の弁当屋をコンビニに業態転換

もともと家業が弁当屋だったというOさんは、コンビニが大好きだったこともあり、コンビニ経営として業態転換することを家族で決定。Oさんが50歳のときでした。弁当屋だったときとは違い、本部スタッフが経理面のサポートをしてくれるので経理業務の負担は大幅に減ったといいます。苦労したのは従業員の教育。自営の頃はあまり経験がなかった教育や指導の仕事は、実際にやってみると少し難しかったですがすぐに慣れました。なにより定年がないことで将来の不安が消えました。

自動車メーカー営業で培った力を活かし40歳で開業

自動車メーカーの営業一筋で働き続けていたRさん。お客さまを笑顔にすることがなによりのやりがいと感じ、小売店経営、なかでもコンビニ経営に興味を持つようになったといいます。20年近く働いていた会社を辞めることは勇気が入りましたが、人生とはここ一番のときに一歩前に踏み出すことが大事だと考えて決断。40歳のときに独立開業しました。2年目までは経営が大変でしたが、人材育成の方法を見直したところ、3年目からはいい結果が出せるように。地域の売上トップの店舗づくりを目標に、日々励んでいます。

コンビニ経営の"ヒント"